今すぐ始めたくなる【サルサダンス】。恋とダイエットにも効くその魅力を解説♪

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夏に向けて痩せたい。でも、ジムに通ったりジョギングはおっくう。きついダイエットもできればパスしたい。

「楽しく痩せる方法は無いか?」この季節(5月)になるとそんなことを考える人も多いのではないでしょうか。

そこでオススメしたいのがサルサダンスです!

そう。男女がペアで踊るあの情熱的なダンスです。

私は今ではサルサ歴10年になりますが、初心者時代には毎週末(時には平日も)サルサレッスンに通っていました。当時はダイエットなどまったく意識してませんでしたが、結果的に数ヶ月で体重が5キロほど落ちたのです。

また、サルサを始めてからというもの、友人はたくさん増えるし恋の1つや2つもありました♪周りにも、サルサがきっかけで交際する「サル恋」や、結婚まで至る「サル婚」カップルも大勢います。(サルサ界ではそう呼びます)

どうですか?魅力的だど思いませんか?(笑)

そんな、楽しく痩せて恋にも効く“大人の社交”サルサダンスの魅力を解説します。

サルサダンスとは

salsa dance

サルサとは、キューバの伝統的な「ソン」という音楽(コード)ベースにニューヨーク、プエルトリコで生まれて発展したダンス音楽です。

サルサダンスは、このサルサ音楽に合わせて男女ペアで踊ります。

音楽に合わせて3回足を交互にステップを踏んで1拍休むという動きを繰り返します。そしてステップを踏みながら男性がリードして女性に技をかけて、女性はそれに合わせて踊るというダンスです。

音楽に合わせてステップを踏むのは最初は難しく感じますが、次第に音がとれるようになると、陽気な音楽と相まって病みつきになります。

実は、このサルサには大きく3つのスタイルがあってそれぞれ特徴があります。

サルサを始める際には、この3つの中から自分に合うスタイルを選ぶことからスタートします。

ロススタイル(LAスタイル)

ロススタイル、別名ロサンゼルススタイルと呼ばれる踊り方で、日本国内、世界中で最も愛好家が多い踊りのスタイルです。ON1と言われるリズムの取り方で1拍目にアクセントを置いて踊ります。

中級者以上になるとアクロバティックな技を繰り広げる男女が多く、男性は技のバリエーションの技量、女性は華麗な動きが要求されます。

ニューヨークスタイル(NYスタイル)

ON2と呼ばれるニューヨークスタイルの特徴は、2拍目にステップのアクセントを入れる踊り方です。ロススタイルの次に踊る人口が多く、ニューヨークのクラブで踊られて発展したダンスなのでNYスタイルと呼ばれています。

シャインと呼ばれる一人ステップを入れるなど、社交ダンスの雰囲気に近いサルサダンスと言えます。

キューバンスタイル(カッシーノスタイル)

キューバンスタイルは、植民地時代にアフリカからキューバに連れて来られた黒人奴隷の宗教的な舞踊である「サンテリア」、「ルンバ」などの影響が強く、力強いステップと黒人特有のボディムーブメントを入れて踊るのが特徴です。

ロス、NYと大きく違うのは、前者は縦と横の動きで踊りますが、キューバンは円を描くように360度回るようにして踊ります。また「ルエダ」という男女大勢で交互にペアを変えて踊るフォークソングのようなダンスもあります。

3つのスタイルの中では、最もダンス人口が少ないですが、キューバンサルサは独特な進化を遂げた魅力的な音楽です。音楽と合わせてハマる人が多いのが特徴です。

サルサダンス教室

salsa studio

好みのスタイルが決まったら次は教室探しです。

サルサにはスタジオレッスンとサルサクラブ(サルサバー)でのレッスンがあります。地方などでは本格的なインストラクターが居ないため、同好会的なサルサコミュニティーを作っている人もいます。そこで初心者向けの無料レッスンを教えているケースもあります。

教室の料金ですが、サルサの場合は入会金やチケット制などのシステムを取っているインストラクターはごく一部で、ほとんどが習った日にレッスン料を支払う仕組みです。

1回約1時間半程で2000円~3000円位ですので習い事としては非常にリーズナブルです。

レッスン内容はインストラクターやコースによってそれぞれですが、初心者の場合は柔軟運動から始まり1時間以上音楽に合わせてステップを踏み続けます。

初心者クラスならまわりはビギナーばかりですから、ステップや技を間違っても恥ずかしくありません。運動神経に自信が無い人でも場数とコツをつかめば上達していきますから大丈夫です。

また、サルサは全身運動ですのでレッスンで消費する1回のカロリーは相当高いと思います。ダイエット効果抜群ですね。

●レッスン情報はこちらをチェック
サルサ120% http://www.salsa120.jp/

※スタジオレッスンでは、上履きはお忘れなく。

サルサクラブ(サルサバー)

ある程度ステップが踏めるようになったら次はサルサクラブデビューです。(サルサクラブでは無料・有料レッスンもあります)

サルサクラブは、愛好家が集まるマニアックなイメージを想像しがちですが、六本木などのクラブはサルサビギナーや外国人も多くお酒を飲みながら踊れる開放的な雰囲気の場所です。

基本的には、男性が女性に「踊りませんか?」、「踊って下さい」と声を掛けてダンスフロアに誘いますが、もちろん女性から誘っても問題ありません。

また、サルサクラブでは、サルサ以外にもバチャータ、メレンゲなどのラテン音楽も掛かります。これらはサルサと違って初心者でも簡単に踊れるようになりますよ。

サルサクラブは東京なら六本木が聖地です。大阪、名古屋、福岡など大きな都市にもサルサクラブはありますし、政令指定都市なら週末にサルサ愛好家が集まるコミュニティは必ずありますので、チェックしてみましょう。

●サルサクラブはこんなところ(六本木の有名なサルサクラブ)
パライソ http://www.paraiso-bar.com/blog/
エルカフェラティーノ http://www.elcafelatino.com/

バチャータ

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前述のように、サルサクラブではバチャータ、メレンゲという種類の音楽もよくかかります。

バチャータは、野球で有名なドミニカ共和国発祥の音楽で1,2,3で横ステップを繰り返して元の位置に戻る比較的簡単なダンスです。

シンプルな動きの繰り返しですが、上級者になると全身を使ってパートナーと息のあったセクシーな動きで踊ります。

メレンゲ

メレンゲも同じくドミニカ共和国発祥のダンス音楽です。

こちらはステップはもっと簡単で、音楽に合わせて1,2の繰り返しで踊ります。陽気で楽しい雰囲気のまさにラテン音楽という感じで楽しいですよ。

まとめ

「日本人がサルサダンスを踊るなんて恥ずかしい」、「自分とは縁遠い世界だ」、「運動が得意ではないし」そう思っていたのは10年前の私も同様です。

しかし、ふと訪れたサルサクラブの楽しく開放的な雰囲気に魅せられ、翌週から毎週末にはサルサダンス教室へ通うようになりました。

そこには、小さな偏見など吹き飛んでしまうほど、ひたすら楽しい時間が待っていました。

結果的に体もスリムになって、たくさんの友達ができて、おまけに彼女もできました…(笑)

何だか、通信販売のブルワーカーの漫画広告みたいなまとめになってますが実話です。

サルサダンスはダイエットと恋に効きますよ。楽しい夏へ向けて始めてみませんか?

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