離婚によりストレスを抱える人の 5つの共通点とは?

stress

離婚でストレスを抱える人の共通点

離婚する理由は人それぞれです。

DVから解放されるため、家庭内暴力から自分と子供を守るため、相手が家庭を放棄している、浮気によるもの、様々な原因が考えられます。

極端に「嫌な想い」、「つらい思い」から解放されるための離婚であれば新しい生活を手に入れることは良い選択と言えます。でも、離婚したからといって全てがハッピーになるとは限らないようです。

離婚したあとの生活の中でストレスを抱える人も少なくありません。なかには、精神状態が不安定になり、新しい生活をスムーズに送れない人もいます。

そこで今回は、離婚したあとに感じるストレスについて、6つの共通点をリサーチしてみました。離婚予備軍の方は是非ともチェックしておきたいポイントですね。

共通点1 感情が不安定になる

前向きな気持ちで離婚したのに、なぜか「悲しい気持ち」や「罪悪感」が付きまとうパターンです。今まで生活を共にしてきたパートナーから離れるわけなので、一人になれば生活リズムも変わります。

ですから、気持ちをすぐにリセットできないのは当然と言えます。無理に前向きになろうとすると、逆にストレスの原因になるので、リラックスして、“自分のペースを取り戻す”ことが大切です。

共通点2 知り合いが離れていく孤独感

離婚に対してマイナスな印象をもつ人もいます。例えば、夫婦共通の友人や知り合いなど、離婚後には関係が途絶えてしまうケースが多いようです。結婚生活が長ければ、その分だけ夫婦共通の知り合いが多くなるでしょう。

その結果、個人の付き合いが少ないことに気づき、離婚後に“孤独感”を味わい、気持ちが落ち込んでしまいます。SNSや出会い系の利用者に離婚者が多いことも、それに関係しているのではないでしょうか。

共通点3 面倒な手続きが多くなってネガティブになる

慰謝料の問題や養育費、財産を分けたり法的な契約書に目を通したりと、何かと離婚に関する手続きが多くなり気分が落ち込むパターンです。

話し合いがこじれたり、手続きを(元)夫婦だけでしてしまったりすると、法的に認められず後々トラブルになるケースもあります。そうなると、さらにネガティブの原因となってしまうので、面倒でも専門家に相談して正確に手続きを終わらせることが肝心です。

まずは、ネガティブな感情は抑えて、できるだけスムーズに手続きを終わらせて新しい生活の準備をしましょう。

共通点4 恋愛しても物足りない

寂しさを紛らわすために、急いで恋愛に踏み込むパターンです。これは、前向きになる方法として良いと思われがちですが、気持ちのリセットどころか、逆効果になることもあります。

新しい生活も落ち着いていないのに気分を紛らわすために恋愛すると、かえって“虚しさ”におそわれることもあります。気持ちが落ち着いていないのが原因です。

極端に言ってしまえば、離婚後に慌てて恋愛しても、充実感を得ることは難しいわけです。せめて、ある程度 気持ちが落ち着くまでは、趣味や仕事に集中したほうが気持ちのリセットには効果的です。

共通点5 自由な時間に慣れない

結婚生活では夫の顔色をうかがいながら過ごしていたものの、一人になれば自分のペースで過ごすことになります。子供が幼ければ仕事と子育ての両立で一日が早く過ぎるでしょうが、一人の時間が多くなると自然と寂しくなるものです。

これは、“存在感”の問題です。配偶者という存在が急にいなくなるわけですから、ぎこちなく感じても仕方ないことです。

「自由な時間」としてとらえるのではなく、結婚する前に戻っただけと開き直ってみると意外に楽かもしれませんね。自分のライフスタイルと生き方を取り戻すための期間と思って、好きなことに時間を費やしてみてはいかがでしょうか。

離婚後は心のケアを忘れずに。

さて、当てはまる共通点が いくつありましたか?

あれほど一人になりたいと思っていたのに、いざ一人になれば不安と孤独感で気持ちがネガティブになりストレスを抱えてしまうようです。

どんな理由で離婚しても、急な環境の変化は自然と人間の心を不安定にしてしまいます。そういうときは気を張らず、力を抜くことが大切ですね。

カウンセラーやセラピストに相談するのも一つの解決策です。少しずつ、ゆっくりでも、環境の変化に馴染めるよう、離婚後の生活では自分自身へのケアを大切にしましょう。

Top