浮気の証拠を探偵に相談する

浮気を調査して証拠をつかむ

映画やテレビドラマで時々見かける浮気調査。尾行して写真を撮って浮気の事実を明らかにする、これは単にフィクションの世界で繰り広げられることだけではありません。実際に浮気を調査して写真やビデオなど決定的な証拠をつかんで離婚や慰謝料請求を検討する方も少なくないのです。

そういった場面で頼りになる絶対的な存在が『探偵』です。一般的には興信所の調査員を表します。要するに『探偵事務所』です。不倫の現場、浮気の瞬間を証拠として残すための尾行や身辺調査のスペシャリストが探偵での仕事で、浮気の事実を明らかとする場合、浮気の有無の立証率が80%を超えるというのが探偵の強みです。

自分で調査できるのか?

可能です。しかし、素人であることに変わりありません。プロと素人の違いは『行動範囲』と『判断能力』、『綿密な情報収集』や『証拠をつかむ技術』に大きな差があります。

行動範囲 尾行、もしくは観察能力が要求されます。
判断能力 忍耐力、集中力、浮気現場の確証などが要求されます。
情報収集 浮気相手の身辺調査、浮気の常習度をデータ化します。
証拠能力 裁判、離婚、慰謝料を想定したうえで決定的な証拠とならなければ意味がありません。
探偵技術 正確に対象者を尾行したり撮影する技術が要求されます。例えば、暗闇でフラッシュなど使用して撮影することは不可能です。専門の機材と技術を用いて撮影します。

また、調査にはリスクが伴います。万が一、調査する過程で配偶者(妻や夫)にバレてしまえば浮気の証拠をつかむことが困難になります。慎重かつ大胆な調査が要求される浮気調査は、素人が行うにはリスクの高い方法と言えます。

また、罪悪感も生じてしまうでしょう。浮気調査に感情は必要ありません。罪悪感でなくても万が一、浮気現場に遭遇したとき、感情を抑えることが可能でしょうか。思わず目の前に飛び出して感情をぶつけてしまうとせっかくの調査も台無しとなり相手の逃げ道を作る原因ともなりかねないのです。

浮気調査は探偵のフィールド

浮気現場の確実な証拠をつかみたいと願う方は多い。それなのに、探偵に調査を依頼するまでの過程に時間がかかるのでしょうか。答えは簡単です。探偵というフレーズが現実的ではないからです。もっと言えば、空想だと思っている方もなかにはいらっしゃいます。

確かに探偵という職種は一般的ではありません。どちらかといえば『限られたフィールド』です。では、誰でも探偵になれるのでしょうか。答えは『NO』です。高度な技術や判断能力が要求される探偵は特殊な訓練を受けた者でなければ成立しません。

浮気調査とはまさに『限られたフィールド』です。特殊な技術と高度な判断能力が要求される分野です。浮気現場の決定的な証拠を確保するためのスペシャリストが探偵ということになります。プロの技が『浮気調査報告書』となって、あなたの問題を解決するための有力な証拠となり、強力な後ろ盾となるでしょう。

探偵事務所は全国各地に点在している

平成24年度末の時点で、全国の探偵事務所の数は5546件に及びます。全てが公安委員会に事業開始の届出を出している合法的な探偵事務所です。東京都では、現在689件の探偵事務所があり、どこが良心的で、どこが悪徳か、など一概に判断することが困難です。大手の探偵事務所もあれば小規模で運営している個人の探偵事務所も存在しています。

調査に必要となる豊富な調査道具を多種多様に取り揃えていて、それらを使いこなす調査技術や能力、個々の調査員の実力を明確に提示している事務所もあれば、ネーミングばかりで中身は空っぽ、料金だけを回収して後にクレームの対象となる探偵事務所も見受けられます。

また、浮気に限らず様々な調査に対応できる探偵事務所もあれば、浮気調査だけを専門的取り扱う探偵社もあります。つまり、念入りなチラシ配布やポスターの設置、巨大広告を掲げた看板など、必ずしも派手に宣伝している探偵社が優良な会社とは断定できません。浮気調査の場合、調査力や証拠能力に関わらず、依頼者が支払った料金が適正であるかどうかを考えるのも良心的な探偵社の務めなのです。

探偵事務所を選ぶ際の心構え

調査が全て成功するとは断言できません。調査能力や技術だけの問題ではなくシチュエーションや状況、調査期間やタイミングによって結果が大きく変わってきます。例え評判の良い大手だとしても期間が短かったり対象者が浮気調査を依頼したことに事前に気づいている場合などは証拠をつかむことが難しくなります。

費用はその調査の難易度の高さや依頼内容、時間を費やす内容になればなるほど、調査時間に比例して調査料も増えていきます。例えば、『500万円支払って2ヶ月も調査したのに証拠が無いなんて本当に調査したの?!』なんてクレームも珍しい話ではありません。

いくら怒鳴り散らしてクレームを付けたところで、支払った料金が一銭たりとも返金されることはないでしょう。なぜなら、探偵事務所に正式に浮気調査を依頼する際に『契約書』を交わしているからです。ほとんどの場合、結果の有無にかかわらず一切の返金は認められない、と記述しているはずです。

賢い探偵事務所の選び方

結論か言うと、『調査機材や調査員のレベルが高く、適正な料金設定で、嘘をつかずに誠実に調査を行う探偵社』を選ぶことが賢い選択と言えます。これを踏まえたうえで探偵社を選ぶとするならば、実際に聞くほか確認する手立てはありません。

  • 調査に使用する機材は高度なものなのか?
  • 調査にあたる調査員の能力や技術は劣っていないか?
  • 料金設定は明確であるか、相場を大幅に超えていないか?
  • 本当に調査するのか?調査していないのに『調査した』とをつかないか?
  • 契約書の内容を正確に説明してくれるのか?

これらの要素をクリアすることが可能となれば『良心的な探偵社である』確立が高まります。探偵費用は決して少額ではありません。それなりに費用を要することとなるでしょう。慎重に吟味して決断し、安易な判断で契約書にサインしてはダメです。

つまり、賢い探偵事務所の選び方はとことん慎重になること。納得しなければ依頼する必要はありません。『何を』『どのように』『どうすることで』『どうなります』『そのためには費用がいくら必要か』を明確にできなければ、理解できるまで聞きましょう。やたらと言葉を濁すような探偵事務所は怪しいです。

『依頼する気がないなら帰って』など、強い口調で迫ってくる探偵社などは問題外です。すぐに退室しましょう。それから、先程も申し上げましたが、契約書は必ず熟読してください。費用のこと、調査内容のこと、証拠が発見できなかった場合の対処など、納得しなければサインするべきではありません。

なかには、探偵事務所を探し始めてすぐに良心的な探偵事務所と出会えた方もいます。かたや、数社、数十社回って納得されない方も例外ではありません。『この探偵事務所なら』、そう思えるような探偵事務所に出会えるまで良心的な探偵事務所をリサーチすることも、賢い探偵事務所選びの基本と言えるのではないでしょうか。

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