デートDVを学ぼう

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交際中の相手が実は“DV男”だったというケースはよくある話し。
しかし、最近ではDVの概念も広がり「デートDV」なる言葉が生まれています。

現在の中学・高校では、DV・ストーカーによる直接的な犯罪を未然に防ぐために「デートDV」の教育が進んでいるようです。

県立稲取高（桜井祥行校長）で２６日、県の「デートＤＶ出前講座」が開かれ、１年生１０５人が交際中の男女間で発生する暴力「デートＤＶ」の実態と予防を学んだ。　男女交際のもつれなどに端を発したストーカー事件が多発する中、わが身や身近なところで起こりえるデートＤＶを知ってもらおうと県が本年度県内２７高校で行っている。講師は県男女共同参画センター「あざれあ」の職員３人が務めた･･･

【参考】「愛ではなく束縛」「デートＤＶ」の実態学ぶ−稲取高で講座（6/28）伊豆新聞より
http://izu-np.co.jp/shimoda/news/20140628iz1000000011000c.html

デートDVって何？

デートDVとは、交際相手からの身体的、精神的な暴力です。

「それって普通のDVと同じじゃない･･･」そう思いますよね。

しかし、デートDVは下記のような行為も含まれるのです。

身体的な暴力

殴る、叩く、蹴る、物をぶつける、投げつける

性的暴力

嫌がっている相手にキスをする、体を触る、セックスを強要する

言葉や態度による暴力

傷つく事を言う、従わせようとする、馬鹿・アホなど痛烈な言葉による非難、無視する

行動監視型の暴力

電話・メールの履歴チェック、行動を指示する、服装を非難する

経済的な暴力

金品をおねだりする、飲食をおごらせようとする

デートDVのまとめ

日本人は忍耐強い、我慢強いとは昔から言われますが、これは交際相手に対しても同じことが言えます。

寛容なのは結構ですが、それが度を越した場合には“DV癖”がある相手は益々増長します。

「デートDV」というものがある事をしっかり認識して、DV予備軍である危険な相手とは交際しないという勇気が必要になりますね。これは、親も子も同じです。