日本妻は、なぜお小遣い制夫を助けないのか – 妻の言い分、夫の言い分

PAK86_kubiwosimerukanojyo20140321500

「わんこより 安い飯代 ワンコイン」

毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?サラリーマン川柳を。。。
その年の世相とサラリーマンの気持ちをのせた一句です。

以前「日本男子は、なぜベビーカー女子を助けないのか―女の言い分、男の言い分」という記事がありました。男と女(そして立場)でここまで意見がわかれるものか!?そう思いつつ今回はタイトルをもじらせていただきました。

テーマは「夫のお小遣い制」の話しです。

「働けど働けど、お小遣いは増えてこないし話にもならない。理解してくれるのは同年代の同僚か飼い犬くらい(お前のエサ、おれの昼食より高いんだぞ?)」

なぜ、彼らのお小遣いは増えないのでしょうか・・・。

日本でよくあるお小遣い事情

ところで、皆さんはどれくらいのお小遣いをもらっているのでしょうか?別に他人の額を聞いてどうこういうわけではありませんが、一応調べてみました。

<夫のお小遣い相場>
夫のお小遣い平均額調査では定評のある新生フィナンシャルの「サラリーマンのお小遣い調査」によると、月3万6500円が平均。非正規社員や一部の女性社員も統計に入っているとはいえ、なかなかリアルな額ですよね。

<妻のお小遣い相場>
あるマーケティング会社が20-60代の女性にアンケートを取った結果、月1万1913円が平均だとか。まさかの夫のお小遣いの方が高いという事実が出てきました。

「うそだ!月1万であんなに洋服とかランチとか行けるわけがないだろ!こんなの何かの陰謀だ!」

そんな夫たちの声が聞こえてきそうです。そりゃあもうびっくりですよ。妻は錬金術でも使えるのか?そのトリックをある新聞記者はこのように書いています。

「妻が専業主婦の場合、夫だけが小遣い制で、妻の支出はすべて家計からということになりかねない。」

[引用元]日本経済新聞

なるほど。妻のお小遣いは家計から出ていたのか!!そうとわかれば早速賃上げ交渉です!!今こそ夫の威厳を見せる時です!!

夫の主張と妻の主張

PAK86_daretorenrakushitenda20140321500

ある学校の先生は言いました。

「歴史を、なぜ学ぶのか?それは過去の過ちから、同じ失敗をしないよう防ぐため」と。

今までも多くの夫がお小遣いの賃上げ交渉に挑み、多くの妻が迎え撃ってきました。その歴史を知ることで何か見えてくるのではないだろうか。

そんなわけで、さっそく「賃上げ交渉・夫の言い分と妻の言い分」を並べてみました。


LIG63_sabisikubentou20130713500

<夫の主張と理由>
「お昼にワンコインは少なすぎる。定食屋に行っても普通に1000円近くするところもある」

2014年のある調査では、20代~50代がランチに使う平均額は541円。これだけを見るとワンコインでも済みそうです。でも「割安な社食がある人」や「ランチは菓子パン一個なんて人」も含めた平均541円なんですよ。お昼は外で食べるか出前を取るしかない人にワンコインはキツすぎます。

<妻の主張と理由>
「お弁当チェーン店ののり弁なら300円。牛丼なら味噌汁を付けたってお釣りが来るわ」

好きなモノばっかり食べてお小遣いが足りないなんて贅沢。工夫をすればまだまだ節約はできるはず。


OZP73_katakoriyabai20130707500

<夫の主張と理由>
「俺は、夫として家族を支えるため働いている。それなのにお小遣いアップに応じてくれないのはおかしい」

朝早くから夜遅くまで働くのは楽ではありません。でも、愛する家族のために毎日働きます。「企業戦士」という言葉もありました。夫は戦っています。

<妻の主張と理由>
「家族のために働いているんだから、限られたお小遣いで我慢する。そういう協力も夫の家族愛」

限られた範囲でお金を配分して管理しているのに、主張だけされても困る。それにあなたは気づいていないかもしれないけど、今履いてるパンツとか今朝使った育毛剤だって家計の中から出しているのよ!


MAX87_yononakakaneshidai20140531500

<夫の主張と理由>
「お小遣いを毎月アップとはいわない。でも急な出費があるかもしれない。だから、来月だけでも”その時用”に多めにもらっておけないかな?」

本人の思わぬところで発生する出費イベント。結婚とか出産したとか入院したとか・・・そうするとお祝い金とかお見舞金とか急な出費が多くなるんです。さすがにお小遣いだけではやりくりできないよ!

<妻の主張と理由>
「だったら、その都度言ってくれればいいだけでしょう?」

夫を信用していないわけではない。でも、ほんとうに”その時用”に使うのだろうか・・・。


MAX96_meganekoborecyau20140531500

<夫の主張と理由>
「財布にお金がある程度入ってないと不安。だからと申告したくない。そもそも自分で稼いだお金だから、何に使っても文句はないはず。」

子どもじゃないんだし「○○が買いたいからお金をちょうだい」なんて言いたくなし、そもそも「そんなものいらないでしょ?」と却下してくる。欲しいものが買えない苦しみ分かりますか!?

<妻の主張と理由>
「お小遣いが足りなくなったら言ってくれれば(もちろん理由付きでね?)渡すしそもそも独身じゃないんだから、お小遣いの範囲で買えないようなものを買いたいのなら相談してもらいたい。」

一応、お小遣いだって理由があってその額なんだから、足りなくなるということは理由があるはず。だから、まずはそれを教えて欲しい。それに、結婚したんだから独身の時みたいに「欲しいから買う」は自分勝手過ぎる。


GREEN_SHI20140125500

<夫の主張と理由>
「ほかの同僚はもっと多くもらっている!だからお小遣いを上げて!」

立場も給料も同じような同僚とお昼。向こうは天ぷらそばで、俺はもりそば。一緒に食べていて、悲しくなったよ。

<妻の主張と理由>
「うちはうち。よそはよそでしょ?」

家によって事情も環境もバラバラですよね?もし、あなたと状況が全く同じ人がいればお小遣いを合わせてあげるのも検討しましょう。


「この夫の気持ち、わかるわぁ」そう思ってもらえれば嬉しい限りです。

それに対する妻の主張。なかなか手ごわいですよね?

そう、ただ主張を一方的にするだけでは何の解決にもならないのです。

下手するとネットの掲示板で「夫が先日お小遣いを・・・」なんて書かれた挙句”こちらの家の状況すら知らないまったくの他人”に入れ知恵されてより複雑にされかねません。

そんな事になる前に、次からは「お小遣いUP交渉を成功させられるかもしれない」方法を見ていきたいと思います。

これなら成功!?お小遣いUP交渉を成功させられるかもしれない方法

PAK86_kimoikareshi20140321500

「○○だからお小遣いを上げて!」
は失敗する可能性が高いことがわかりました。

反対に外堀からじわじわと
「お小遣いを上げないと・・・」
と思わせられればこちらの勝ちです!

じゃあ早速みていきましょう!

お小遣いを上げないと・・・恥ずかしい編

パターン1

朝、夫は起きてお弁当を作っています。実は若い時は給料も安くて、こうやって毎日お弁当を作っていました。ご飯の上には大きなハート。そこに乗せるのは「(夫の名前)ちゃんへ・・・(妻の名前)より」のメッセージカード。起きてきてその弁当を見た妻。そこで夫は一言いいます。

<夫>「小遣いをやりくりするために作ったんだ。だけど自分で作ったなんて知られるのは恥ずかしかったから、お前が作ったことにした。」

パターン2

朝、夫は起きてお弁当を作っています。料理なんてしたことがありません。とりあえずご飯をいれて海苔を乗せて・・・完成です。起きてきてその弁当を見た妻。夫はその弁当については多くを語らず、かばんにしまって会社に行きます。夜、帰宅したら妻に一言いいます。

<夫>「同僚が唐揚げをくれたぞ。頑張れよ!なんて言われたよ。。」

2つとも「お弁当を作る」だけですが、

パターン1は
「あら、○○さんの奥さんったら。積極的なのねぇ」と周りから見られていると思わせることで

<妻>「もう、恥ずかしいじゃない。お小遣い上げるから、普通にお昼買って食べてよ」

と誘導する作戦です。

パターン2は
「あら、○○さんの奥さんったら・・・ちょっとひどいんじゃない」と周りから見られていると思わせることで

<妻>「もう、恥ずかしいじゃない。お小遣い上げるから、普通にお昼買って食べてよ」

と誘導させる作戦です。

なお、どちらの作戦も着地点は同じに見えますが、お小遣い云々の部分以外のところ(社会的)にも影響を及ぼす可能性があることをお忘れなく。

ちなみに、お小遣いが上がらないとしても「毎日お弁当を作ってもらえるようになる=それまでのお昼代が自由に使えるようになる」という効果も見込めます。

お小遣いを上げないと・・・追求編

まずは下準備として月々のお小遣いを何に使っているかを事細かに書き出します。

そして

<夫>「実はお小遣いのアップを頼みたい」

と切り出します。

<妻>「毎月ちゃんとあげているでしょ?なんで足りないの?こっちだってカツカツなんだからお小遣いなんて増やせないよ!」

大体はこんな返答になると思います。

とりあえず「カツカツなんだから」という言葉が出れば舞台は整ったも同然です。

<夫>「実はここに、俺の月々の出費を書き出してみた。さぁ家計簿を出してください。これから一緒に”本当にカツカツなのか”調べていこうじゃないか」

チェックメイトです。

なお、こちらの方法は”本当に家計がカツカツ”な場合や、逆に自分がお小遣いの大半を趣味・愛好品に使っている場合にはより立場を危うくしてしまうという諸刃の剣です。

お小遣いを上げないと・・・条件編

子どもだった頃に「お風呂掃除してくれたら100円あげるぞ!」とか「おじいちゃんの肩たたきしてくれたら一回50円やる!」なんて記憶ありませんか?

あの頃はなにかお手伝いすればお小遣いが貰えました。

つまり、夫婦で交わした家事分担以上のことをしてお小遣いUPを狙う作戦です。

下準備なども特にいらないので、とりあえず試してみると良いかもしれません。

妻にとって、とてもめんどくさいこと(換気扇の掃除とか洗車など)を数百円で請け負うのがコツみたいです。

ただ、妻がめんどくさいことは、夫もめんどくさいことがほとんどなのでいくら位が落としどころかを見極めるのも大切です。

なぜお小遣いは上がらないのか?

PAK86_aitenishitemoraenaikareshi20140321500

「お小遣いを上げる方法」をいろいろ見てみました。

さっそく今夜使ってみようと思った作戦はありましたか?

それにしても、どうしてお小遣いは上がらないと悩む夫がたくさんいるのに、なかなか解決されないのでしょうか。

実は文句を言いながらも妻が家計のやりくりを頑張っているのを知っているからではありませんか?

限られた収入の中で、いろいろな支払い(公共料金やローンなど)をして、食費も節約するためにメニューや買い物を工夫して・・・家事をこなし、子供も見てくれている。妻は見えないところでも頑張っているんですよね。

それを知っちゃうと、夫も少ないなりに小遣いをやりくりしていこうなんて思います。

あなたの家庭ではどうでしょうか?またそれに対してあなたはどう思っていますか?

しかしながら、妻の裏をかいてお小遣いを上げる方法を引き続き、考えていきたいと思います。

Top