養育費の支払いが滞った場合の対処法は？離婚協議書が必要？

よくあるご相談

養育費の支払いが滞った場合の対処法は？離婚協議書が必要？: 「離婚時に養育費のことで合意して、これで安心と思ったら、最近は養育費を支払ってくれなくなった」などという事態が発生することは、けっして珍しいことではありません。

嫌な話ですが、離婚時に取り決めた養育費を、延滞も減額もなく最後まできちんと支払ってもらえるケースというのは、全体の半分もないのが実情なんですよ。

特にやっかいなのが、「口頭だけで養育費を決めた」という協議離婚のケースです。
養育費についての取り決めの証拠となるものがないだけに、言った言わないの論争になりがちなんですよね。こうなると強制的に養育費支払いをさせるのは困難でしょう。

ですから協議離婚であっても、取り決めた事項は離婚協議書に記し、さらに養育費の支払いについて記載した公正証書を残しておくことが大切なポイントとなるのです。

「将来の、相手方の養育費不払いによる取りこぼし」を発生させないためにも、法的に抜け道のない状態にさせるには、弁護士の力を借りるのが一番です。「公正証書ぐらい自分たちだけでも作れる」と思う人もいるでしょうが、たとえば公正証書の中に「養育費の支払いが不払いとなった場合、強制執行に応じる」などといった趣旨の一文がなければ、たとえ不払いが発生しても強制執行ができないなど、抜け道・逃げ道ができてしまうこととなります。

弁護士の力を借りて、抜け道・逃げ道のないきちんとした公正証書を作ることができれば、仮に不払いをされたとしても強制執行の手続きをとることが可能になりますし、「そうした公正証書がある」ということだけでも、不払いの抑止力を持つ効果が期待できるのです。

よくあるご相談

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「不貞の証拠」の種類や条件、取得方法は？: 写真・ビデオ・録音テープ・電子メールが「不貞行為の証拠」として有効です。相手側に慰謝料を請求する場合、裁判所に「不貞行為の証拠」として認めてもらう必要があるため、収集すべき証拠などを離婚慰謝料問題の専門家に相談したほうがよいでしょう。

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男が親権を取れない理由は？また対処方法は？: 母親の方が親権を獲得しやすいと言われていますが、条件次第で父親が親権を取ることは十分に可能です。話し合いで解決すればベストですが、揉めた場合には家庭裁判所が父親が親権を持つほうが適任だと認めさせることができれば親権を獲得することができます。

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